子どもがほしい・・・
そう思った時に、妊娠できるチャンスは1年で12回だけ。
しかし、もっとも妊娠しやすい年頃の健康なカップルでも、うまくいく月経周期のほうが少ないんです。また、精子と卵子が出会って出産に至る平均的な確率は、4回に1回くらいと考えられています。さらに、女性は赤ちゃんになれる卵子を毎月排卵しているわけではないんです。40代の方では、年間に何回もないと言われています。
これらのことから、いかに妊娠は奇跡的な出来事かが分かります。
現在、日本中で不妊治療中の夫婦は約200万組。6組に1組が不妊に悩んでいるそう。
子どもがほしいと思った時にチャンスを無駄にしないためにできること、それは、妊娠の確率が高い日を知っておくことだと思います。
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タイミング法とは?
一般不妊治療の1つ。排卵のタイミングに合わせて夫婦生活を持ち、自然妊娠を期待するということです。
最も妊娠しやすい日は?
排卵日が最も妊娠しやすいと思っている方もいらっしゃると思いますが、実は間違いなんです。最も妊娠しやすいのは排卵日の2日前という研究報告があります。さらに、妊娠に至った多くが、排卵日の5日前から排卵日までの6日間に行われたものだったそうです。

上のグラフを見ると、30代後半の女性の妊娠率は、排卵日2日前でおよそ25%、排卵日にはおよそ10%となります。排卵日2日前にタイミングをとるだけでも妊娠率はおよそ2倍になるんです。30代前半の女性では、排卵日2日前でおよそ35%、排卵日にはおよそ10%となり、妊娠率はおよそ3倍になります。
排卵日は妊娠しないの?
排卵日は妊娠しないわけではありません。前述した通り、排卵日を含めた6日間で妊娠に至っているという研究報告があるからです。ただ、排卵日は10代~30代のどの年代でも妊娠率はおよそ10%と高くないようです。
卵子と精子の寿命
排卵した卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日~5日です。
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タイミング法の現実
決められた日に夫婦関係を求められることはストレスになることも。旦那さんの帰りが遅くてタイミングが取れない・・・、一人目の出産後に夫婦関係がなくなってしまってきっかけが取れない・・・などタイミングを計れない現実があります。「タイミングED」という言葉もあるそうです。
タイミングEDとは?
不妊治療を行う上で体外受精や顕微授精、人工授精などがありますがまず最初に試されることが多い不妊治療が“タイミング法”です。(中略)男性にとって「日取りを指定され、その日に性交を行わなければならない」という状況は心理的なプレッシャーとなり心因性のEDを引き起こす可能性があります。このような、タイミング法によるEDはタイミングEDと呼ばれています。
出典:男の夜間診療所
まとめ
タイミング法で妊娠を希望するなら、チャンスは1年に12回しかありません。その間に時間は刻々と進み、年齢とともに妊娠もしづらくなるので、1回のチャンスを無駄にしないためにも排卵日の2日前にタイミングを取るといいと思います。
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